築40年の中古マンションを両親から譲ってもらうことになり、入居前に全面的にリフォームをすることになりました。
なかでもキッチンはさすがに設備が古く長年の使用によって汚れもや痛みもひどく、このまま使うのは耐えられなかったので絶対にリフォームしようと最初から考えていました。
キッチンのリフォームにあたっては、古いシステムキッチンを全て撤去し、新しいシステムキッチンを入れ、換気扇や床も張り替えることになりました。
実際にリフォームを依頼するにあたっては、リフォームを福島で手がけている会社など、いくつか業者を考えましたが、親戚がちょうどその頃、トイレのリフォームをしてもらったリフォーム業者が安価で丁寧な仕事ぶりでよかったとの話を聞いたところだったので、そのリフォーム会社を紹介してもらうことになりました。
地域の小さなリフォーム会社だったので、その当時ホームページは作成されておらず、新聞の折込チラシしか広告媒体がありませんでした。
担当者に話を聞いたところ、大変丁寧でこちらの要望に真摯にこたえてくれる様子だったのでこれなら信頼できると思い、その会社にリフォームをお願いすることとなりました。
やはり担当者の印象は大事だと実感しました。
リフォーム工事をするにあたっては、満足できる仕上がりにしたかったので、カタログをみるだけでなく、あちこちのメーカーのショールームにも足を運びました。
実際にみてみると、使い勝手や細かい仕様などがよくわかり、自分にとってどのような機能が必要なのかを改めて再確認できました。
私の場合は、狭いキッチンなのでとにかく収納スペースを確保したかったので、隅々まで収納がついているタイプを選びました。
まだ小さかった子どもたちをつれてショールームを訪れるのは大変でしたが、ここは妥協できなかったので、時間をかけてじっくり選びました。
結果として、マンションのリフォーム全体のなかで、キッチンのリフォーム費用が最もかさみましたが、主婦が長い時間を過ごすお城がキッチンです。
妥協せずに満足いくまで選定作業に時間をかけてよかったと思っています。
これからキッチンをリフォームされる場合にも、自分が何にこだわりたいのか、どこは妥協できるのか、妥協できないのかということをしっかり考えた上で決定されることをおすすめします。
そのためには、時間や手間がかかっても自分の足で実物をみて検討されることが大切だと思います。